Emacs NEWS を読んでみる 2日目

今日は, Startup Change in Emacs 22.1 でも見てみますか.
元々英文だから, 翻訳が分かんないところは, 英語のまま書いたり, 無理矢理役したのを書いたりしてる.



新しいコマンドラインオプション.

-Q, --quick
 -q --no-init-file のように使用する. また, fancy startup screen も無効にする.

-D, --basic-display
 メニュバー, ツールバー, スクロールバー, ツールチップ, ブリンキングカーソルを無効にする.

-nbc, --no-blinking-cursor
 グラフィカルターミナル上でブリンキングカーソル

-script FILE
 ファイル FILE をロードし, バッチモードで Emacs を起動する.
 Emacs Lisp シェルスクリプトを書くとき便利.
 シェバングスクリプトが利用できる.
 #!/usr/bin/emcs --script

--directory Dir
 ただちに, load-path を修正するオプション.

--no-window-system
 --no-window から変更. この古い --no-window は, まだ動作する.

-f
 コマンドラインから, 関数を呼ぶためのオプション.

--geometry
 全てのフレームサイズを指定する.

--fullwidth, --fullheight, --fullscreen
 ウィンドウシステム使用時, Emacs を最大化して起動する.
 でも, いくらかのウィンドウマネージャで上手く動作してない.

--no-splash
 splash 画面を表示しない.
 Emacs を起動したときに出る, あの Emacs のロゴ?とかの画面.
 「Emacs 起動画面」あたりでイメージ検索でググれば, 出てくるかな.

--icon-type, -i
 アイコンを使用
--no-bitmap-icon, -nbi
 アイコンを使用しない

--inhibit-startup-buffer-menu
 複数のファイルを起動時に, Emacs で開くとき,
 例えば, 「emacs *」のような, バッファメニューを表示しなくするオプション.
 複数のファイルを起動時に指定すると, 通常, Emacs は, バッファメニューを開く.
 (*) でもこのオプション, 自分のじゃ試せなかった.
     elscreen のおかげなのか, 複数のファイルを指定すると, 各スクリーンに表示するようになっってる.
     つーか, 指定すると Emacs にそんなオプション知らないって言われる.

--fullscreen は, 期待して使ってみたけど, 上手く動かなかった.
gnome なんだけどなあ.
まあ, 手動で最大化するからいいよ.


-script オプションを使って, シェバングスクリプトを書くのが気になったので試してみた.
とりあえず, こんな内容の testelisp.el を作成. 実行権限を付加.

#!/usr/bin/emacs --script

(print "Hello, World!")

そして実行.

$ ./testelisp.el
Loading subst-ksc...
Loading subst-gb2312...
Loading subst-big5...
Loading subst-jis...

"Hello, World!"

こんな感じになった.
最初の4行どうにかならないかな.
そしたら, 使えなくもない気がする.



Init file の変更.

  1. ~/.emacs がなかった
    1. ~/.emacs.d/init.el, もしくは, ~/.emacs.d/init.elc を探す.

.emacs_SHELL という, シェル初期化ファイルを ~/.emacs.d/へ配置できる.


Emacs は起動時に, ~/.abbrev_defs にある略語ファイルを読み込む.



今日は, こんなもんでいいかな.