Matias Dvorak キーボード買った

ハードウェアで Dvorak 配列をサポートすると謳っているキーボード「Matias Dvorak Keyboard」をある日見付けて面白そうだったので買ってみました。

画像

画像です。分解した画像も撮ろうと思ったのですが、分解したところ、
メンブレンのゴム製のキャップが散乱してそれどころではなくなってしまい、撮る気が失せてしまったのでこれだけです。

画像にあるように、キートップの印字は Dvorak がメインに書かれており、小さく Qwerty のも書かれています。

機能

以下の機能があります。

  • ハードウェアで Dvorak 配列
  • キートップには DvorakQwerty 両方の位置での文字が書いてある(Dvorak の方がメイン)
  • USB ポートが2つ付属
  • 配列を Qwerty に切り替えるボタンが付属しており、DvorakQwerty を切り替えられる。

雑感

適当に感じた事です。

  • タッチは良くない。Dell の PC についてくるようなキーボードの感触と大差ない感じ。
    # Matias Dvorak キーボードは、メンブレンです。
  • キーボードを繋いだ瞬間から Dvorak 配列で使える(メインが Dvorak)。

耐えられないものではありませんが、タッチは本当に良くないです。
Dvorak 配列のキーボードという点でみると、TyepMatirx や KINESIS は Fn+F1 を押したり、キーを入れ替えたりしなければ、Dvorak にできませんが、これはキーボードを繋いだ瞬間から Dvorak です。
Dvorak 配列をメインにすえた数少いキーボードと言えると思います。

まとめ

キーボードとして正直安っぽいですが、Dvorak 配列の練習、入門用と考えれば悪くないと言えると思います。
Dvorak 配列にハードウェアでできるキーボードは特殊な形状(まあ、格子配列です)だったり、プログラマブルであったりして、触る敷居が高かったり、値段が高かったりします(プログラマブルだと2万円以上がざら)。その点、このキーボードは、普通のキー配列(格子配列ではないという意味で)であり、かつ、困ったとき Qwerty に一発で切り替えられます。また、値段も $99 ほどですので、プログラマブルキーボードほど高くはありません。そういう意味で、練習や入門用に使うキーボードとしては良いと思います。また、キーボードの機能として Dvorak 配列は実現されているので、ソフトウェアで何も設定はいらず、さくっと使えるので、布教用にも良いかもしれませんw


なお、注文は Matias の Web ページから直接行いました。Kagi ストアというところです。値段は上でも書いたように $99 ほどでした。注文から到着までは、20日ほどかかってしまったので、注文する場合は来るのが遅いのでゆっくり待つと良いです。



それでは、このキーボードが店頭でも買えるようになってもっと Dvorak や Colemak 等の Qwerty 以外の配列が一般的になれば良いなあとか思いながら、そんなこんなで。

更新時刻

  • 2011/10/13/01/50