text-translator 更新

およそ4ヶ月の放置を経て, 更新しました.



今回の変更点は, 以下のような感じです.

  • ソースファイルを変数定義とそれ以外に分割しました.
  • ソースファイル中の日本語を全部英語に直しました.
  • パッケージの説明部分を別ファイル README に分け, 日本語版と英語版を作成しました.
  • 動かなくなっていた翻訳エンジンを動くように直しました.
  • デフォルトの翻訳形式を google.com の英語から日本語に変更しました.
  • 翻訳エンジンに freetranslation.com を追加しました.
  • 大量に抜けていた中国語の翻訳を追加しました(簡体字がchで繁体字がtwです)
  • text-translator-site-data-alist にある翻訳結果部分を取得する正規表現を書く部分に翻訳結果部分を抜きだす関数も書けるようにしました.
  • 関数 text-translator-translate-by-auto-selection を実装しました.

英語に全部直してはみましたが, あやしいもんですw
あと, 翻訳エンジンの名前を変更しています.
例えば, yahoo_enja ならば, yahoo.co.jp_enaja のように, より正確に書くようにしてます.


今回, 追加した関数 text-translator-translate-by-auto-selection は,
日本語と英語の場合のみですが, 翻訳したい文字列中に含まれるアルファベットの割合を見て,
日本語から英語に翻訳するのか, 英語から日本語に翻訳するのかを自動選択します.
デフォルトでは, まだ使えるようにしていません.

;; 自動選択に使用する関数を設定
(setq text-translator-auto-selection-func
      'text-translator-translate-by-auto-selection-enja)
;; グローバルキーを設定
(global-set-key "\C-xt" 'text-translator-translate-by-auto-selection

このように, 設定を書く必要があります.
関数 text-translator-translate-by-auto-selection は,
変数 text-translator-auto-selection-func の値にある関数を使って,
日本語から英語に翻訳するのか, 英語から日本語に翻訳するのかを振り分けています.



ファイルのダウンロードは, 以下からどうぞ.
今回から2ファイル+アルファ(READMEなど)になったので, tar.bz2 で固めてあります.

Emacs でテキスト翻訳をする elisp - とりあえず暇だったし何となく始めたブログ

これについて, 何か問題があれば, ブログのコメントなり,
私宛てにメールなりして頂けるとありがたいです.

更新時刻

2007年, 11月18日, 23:30