Emacs NEWS を読んでみる 8日目

今日もまた昨日のつづきから.
毎度のことだけど, エキサイト翻訳とかを駆使しながらやってるから,
不正確だったり間違ってる部分があるかも.
# 不正確な部分は多いかも.
ちょこちょこ難しそうなところは, はしょったりしてる.
(*) で始まる行が自分のコメントを示します.
書き方は, 昨日のが結構イイカンジなのでそれでいこうかな.

Comint changes

  • comint プロンプトは, 新しいユーザオプション comint-prompt-read-only を使うことで, 読み取り専用にできます.

これは, デフォルトでは, IELM バッファを除き, 有効ではありません.

  • comint-derived モードにおける, 新しいコマンド comint-insert-previous-argument.

comint-derived モードは, shell-mode など.
これは, 前のコマンドラインから引数を挿入するもの.
例えば, bash の ESC . にバインディングされているようなもの.
デフォルトでは, C-c . に割り当てられている.

  • comint-use-prompt-regexp-instead-of-fields は, 改名された.

現在は, comint-use-prompt-regexp.
古いものは, alias として残っている.

M-x Compile changes

  • M-x compile は, より強健で信頼できるようになった.

かなり多くのメッセージが認識されます.
警告, もしくは, 情報として認識されたメッセージは, 赤でなくオレンジや緑で登場します.
情報メッセージは, デフォルトで next-error を用いてスキップされます.

  • 新しいオプション compilation-environment.

環境変数を指定できる.

  • 新しいオプション compilation-disable-input.

non-nil なら, end-of-file を コンパイルプロセスの入力として送る.

  • 新しいマイナーモード next-error-follow-minor-mode.

compilation-mode, grep-mode, occur-mode, diff-mode で使用される.
バッファ内におけるカーソルの動作が, 対応するマッチ, コンパイルエラー
などについての別窓において自動表示します.
このマイナーモードは, C-c C-f でトグルされます.

Occur mode changes

  • *Occur* バッファ内でのキー.

o は, 現在行に対応する行へ, 別窓に移動して表示する.
C-o は, 別窓に移動しないで, 現在行に対応するものを表示する.
(*) こんなことできたんだって感じだね. 地味に便利そう.

  • マッチした行を見つけるために, next-error, previous-error が使用できる.

(*) NEWS では, C-x ` となってるけど, M-g n と, M-g p.

  • 新しいコマンド multi-occur.

複数のバッファにマッチする occur.
(*) moccur とどっちが・・・.



こんなもんかな.
Grep, X Window Support, Xterm support, Character terminal color support changes
は, ちらっとみたけど, あまり面白くなかったので飛ばす.
明日は, New Modes and Packages in Emacs 22.1 から.

更新時刻

2007年, 2月22日, 22:45