プロファイルマネージャ使ってみた

Firefox*1の機能であるプロファイルマネージャを使ってみた.
これは, その名の通り, 新しいプロファイルを作成したり, 既存のプロファイルを削除したりするプロファイルを管理するもの.
プロファイルとは, Firefox の導入している拡張機能, ブックマーク, 履歴等の個人設定をまとめたもののこと.
Linux ならば, ~/.mozilla/firefox 以下にあるディレクトリ1つ1つがそう.
また, その ~/.mozilla/firefox ディレクトリ内にある profile.ini がプロファイルを管理しているファイル.



拡張機能の作成や改造をするとき,
テストするのに今自分が使ってるプロファイルをまんま使うのはちょっと問題がある.
いっぱい拡張入れてて再起動に時間かかるし,
作成した拡張機能にバグがあって, プロファイル壊れたりしたら, たまったもんじゃないから.
だから, プロファイルマネージャを使って新たにテスト用のプロファイルを作成した.


作成方法は, 簡単.
端末上でコマンドラインオプションをつけて Firefox を起動するだけ.

$ firefox -ProfileManager &

これで プロファイルマネージャが起動する.
そして Create Profile を選択して, 適当な名前のプロファイルを新たに作成すればいい.
とても簡単.
あとは, 「Start Iceweasel(Firefox)」ボタンを押すだけで, 好きなプロファイルを選択して Firefox を起動できる.



ついでにプロファイルを指定して Firefox を起動する.

$ firefox -p testuser &
$ firefox -p default &

上が今回新たに作成したプロファイル, testuser.
下がいつも使ってるプロファイル, default.
testuser で起動する際, いちいちプロファイルマネージャを起動すんのも面倒だからこうした方が良いと思う.
あとは, この「$ firefox -p testuser」を実行するシェルスクリプトを組むなり, alias なりを書いておけばさらに楽になる.


さぁ, これで拡張機能をいじるが整った, かな?
これでもまだ拡張機能の動作テストは面倒なことに違いないんだけど.

参考にしたサイト

参考にしたサイト.
こっちの方が詳しいと思う.

更新時刻

2007年, 5月10日, 23:00

*1:自分の場合は, Iceweasel. Debian だと Iceweasel なのよ. 違いはアイコンと名前ぐらい.