jump.el / Elispシンボルの定義元に飛ぶ

jump.el は、elisp シンボルの定義元にワンキーで飛べるようにする elisp です。
EmacsWiki を徘徊していたら見付けたので、その紹介です。
試していませんが、おそくらく、jump-jumper 変数の設定しだいで、elisp 以外でも使えるように思います。

紹介


通常、elisp を書くとき、Help ( describe-function や describe-variable )を利用して、関数や変数の定義元に飛ぶという事をすると思います。
しかし、その場合、 Help のバッファに移り、そこからファイル名上で C-m を押す等して定義元へ飛ぶという事をしなければならないので、少々手間がかかります。
jump.el を使うとポイント上の関数の定義元へワンキーで飛ぶ事ができ、また、ワンキーで元居たバッファに戻る事もできます。
そのため、 elisp ソースを書いたり、読んだりするときに便利だと思います。

インストール

EmacsWiki よりダウンロードし、ロードパスの通った所へファイルを置きます。

jump-dls.el を jump.el へとリネームします。

$ mv jump-dls.el jump.el

.emacs に以下のような行を足して終わりです。

(require 'jump)
(add-hook
 'emacs-lisp-mode-hook
 '(lambda()
    (define-key emacs-lisp-mode-map "\C-cj" 'jump-symbol-at-point)
    (define-key emacs-lisp-mode-map "\C-cb" 'jump-back)))

キー割り当ては自分の好きなように割り当てると良いと思います。
自分は、emacs-lisp-mode でのみ使えれば良いと考えたので、このようにしています。

更新時刻

  • 2009/10/18/20:50