ghostscript 8.70 のビルドとインストール
dvipdf が何故か使えなくなっていたので、ghostscript を最新に上げてみました。
# ghostscript だけ Debian パッケージで入れるもので日本語の設定をどうやるかがよく分かってないから時前で入れてたりする…いくない。
結論から言うと、dvipdf というか、ps2pdf というか、まあ、ghostscript は何も悪くなかったんですが…。
# dvipdf や ps2pdf は、ghostscript を入れると、システムにインストールされるコマンド。
とりあえずコンパイル。--disable-compile-inits をつけていないとその後どんな設定をしてもアウト(だったはず)。
$ ./configure --prefix=/usr/local --disable-compile-inits --with-drivers=ALL $ make $ make check $ sudo make install
あとの設定は /usr/local/share/ghostscript/8.70/Resource 以下に移動して、基本以下の URL に書いてある通りにやればおk。
# というかほとんど下記 URL で事足りる。感謝。
ただ、cidfmap と gs_res.ps だけ場所が、「/usr/local/share/ghostscript/8.70/Resource/Init」以下に移動しているので注意が必要。
編集する内容は同じ様にすれば大丈夫。
ただ、これでも dvi → pdf の変換ができない。
なんでだろうーとよくよく調べてみたら、dvips (dvi2ps もアウト)がおかしかったみたいで…。
# ps2pdf は日本語を含むものでもちゃんと成功。縦書きはおかしいけど。
ググってみると、どうやらこれ↓と同じっぽ…。
- http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=565232
- http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=565233
待ってれば直るかなっと。
ちなみに、dvi2ps を試したとき、最初は 「bikan-mor2」が無いよーというエラーで止まりました。
それについては、以下の URL にあるように、/usr/share/texmf/dvi2ps/fontsk 以下で「ln -s bikan-jis bikan-mor2」とすれば大丈夫。
まあ、それをした後 dvi2ps を実行しても、dvips と同じように abort しちゃったわけですが…。
そんなこんなで。
更新時刻
- 2010/01/21/22:00