EOF を分かり易くする
indicate-empty-lines や indicate-buffer-boundaries を使うとバッファの最後の位置(ファイルの末尾)を分かり易く表示する事ができます。
おそらく、Emacs を GUI (-nw な環境ではない)で使ってないと効果がないと思います。
これらはバッファローカル変数として保存されます。
# つまり、バッファ毎に挙動を変える事もできる。あるバッファでは表示しなかったり。
自分は下のように設定しています。
(setq-default indicate-empty-lines t) (setq-default indicate-buffer-boundaries 'right)
前者の、indicate-empty-lines は、下の画像のように左フリンジに点線のようなものが表示されます。
# 左が indicate-empty-lines をオンにしたもの。右がオフ。
後者、indicate-buffer-boundaries はもっと細かく設定する事ができます。
例えば、以下のように指定できます。
;; 左フリンジの上下にマークをつける (setq-default indicate-buffer-boundaries 'left) ;; 右フリンジの上下にマークをつける (setq-default indicate-buffer-boundaries 'right) ;; 左フリンジの上と右フリンジの下にマークをつける (setq-default indicate-buffer-boundaries '((top . left) (t . right))) ;; 右フリンジの上と左フリンジの下にマークをつける (setq-default indicate-buffer-boundaries '((top . right) (t . left))) ;; 右フリンジの上にのみマークをつける (setq-default indicate-buffer-boundaries '((top . right) (t . nil)))
自分も細かく挙動はよくわかってないのですが(他にも top や t の変わりに up や down が指定できる)、実際に設定して試してみるのが良いと思います。
最後に自分の設定(right)にした場合の画像です。
右上の「↑」がまだ上にファイルがある事を、右下の「」」は、ファイルがここで終わりである事を示しています。
# 逆にファイルの下にまだ残りがあったら、「↓」が表示される。
以前は、y_eof.el というものを使って行末を左フリンジに表示していましたが、特に新しく .el を導入しなくても使えるので、これに乗り換えました。
そんなこんなで。
更新時刻
- 2009/01/14/22:55