skk-kakasi で漢字混じりの文章をひらがなにする

ddskk だと、kakasi という形態素解析プログラムを使って漢字混じりの文章を平仮名やカタカナに変換できる事を知りました。
どんな読みか分からない時なんかに便利そうです。



まず、使用するには、ddskk と kakasi が必要です。
kakasi は、DebianUbuntu ならば、apt-get (や aptitude)から簡単一発で導入できます。

$ sudo apt-get install kakasi

後は、以下のものを SKK の設定に加えれば使えます。

(require 'skk-kakasi)
(setq skk-use-kakasi t)
;; (setq skk-kakasi-command "kakasiのある場所") ;; 変な場所に入れたとか、プログラム名が違うとかなら

コマンドとしては以下のようなものが使えます。

  • 選択範囲をひらがなに。
    • skk-gyakubiki-region
    • skk-gyakubiki-message
  • 選択範囲をカタカナに。
    • skk-gyakubiki-katakana-region
    • skk-gyakubiki-katakana-messagei
  • 選択範囲をローマ字に。
    • skk-romaji-message
    • skk-romaji-region

なんとか-regionは、ひらがなやカタカナ、ローマ字に変換したものに選択範囲の文章を置き換えてしまいます。
なんとか-messeageは、ひらがなやカタカナ、ローマ字に変換した文章をミニバッファに表示します。
よく使うなら、なんかキーにでも割り当てようかなーとか思ってたり思ってなかったり。


変換してみた例としては以下のような感じです。変な風にひらがなに直しちゃってくれる時もちょいちょいあります。

変換前> 日本語の入力には、SKKを使っています。
変換後> にほんごのにゅうりょくには、SKKをつかっています。

あと、というか変換の能力は、たぶん kakasi の設定しだいというか辞書しだいだと思います(skk-gyakubiki-jisyo-list への指定しだい?)。


そんなこんなで。

更新時刻

  • 2010/01/15/22:40